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「虫歯や歯周病はキスでうつる」これホント?


みなさんこんにちは!厚別ウエスト歯科院長の阿部一博です。

 

「虫歯や歯周病はキスでうつる」という話を聞いたことがありませんか?

虫歯や歯周病は、ある意味、かぜやインフルエンザと同じ感染症です。

では、それらと同じでキスや口移しで本当に感染するのでしょうか?

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虫歯も歯周病も常在菌が原因で起こります。

常在菌とは、我々の体の中定着して住んでいる菌のことです。

赤ちゃんはお腹にいるときは無菌状態ですが、生まれてくると同時に菌の定着が始まります。

虫歯菌の定着は2歳半から3歳頃までというので、3歳までにキスや口移しなどでお口の中に虫歯菌が入らなければ虫歯にならなくなる、というのはあながち間違いではありません。

 

では、歯周病菌はどうでしょう?

一説によると、歯周病菌は20歳ごろまで定着が起こる、と言われています。虫歯菌と比べるとだいぶ長いですね。

 

ですが、いずれも定着の期間を過ぎてからも全く定着しないわけではありません。

口腔内の環境が悪くなったり免疫力が落ちたりして、常在菌のバランスが崩れたときは新たに混入した菌が定着してしまうこともあるのだとか。

 

とは言っても、菌が定着してようがなかろうが増殖しなければ発症することはありませんので、毎日の歯磨きと定期的なメインテナンス、それから正しい生活習慣の維持によって発症を予防したり進行を遅らせることはできます。

 

虫歯はもちろんのこと、今や歯周病も20代でもかなり増えてきています。

20歳になったら、医科の定期的な健康診断とともに、歯科検診を受診しましょう。

 

院長 阿部 一博