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あなたの銀歯は大丈夫?


みなさんこんにちは!厚別ウエスト歯科院長の阿部一博です!

 

前回、銀歯の寿命は5年だというお話を載せました。

これに対し、

「私の銀歯は入れてから10年経つけど何ともないよ

と言う方もいるかもしれません。中には20年保っているという方もいるでしょう。

しかし、「取れてこない」「痛くない」「歯の色も変わっていない」だけで大丈夫なのでしょうか?

 

答えはNOです。

下の左の画像、一見すると何も問題のない銀歯に見えますが、銀歯を外してみると中には黒いものが見えます。

そうです。虫歯です

2ndcariespic1

銀歯の中は虫歯ができやすいのです。

それは、

1.銀歯をくっつけているセメントは、6年で接着力が“ゼロ”になる

2.異種金属同士が接触すると微弱な電流が流れ、セメントが破壊される

これらが原因だからです。

 

実は、銀歯が歯にくっついているのは、セメントの接着力のほかに、嵌合力といって機械的に「はまっている」力によるものが大きいのです(レゴブロックのパーツが「はまっている」のを想像して頂けると良いでしょう)。

ですから、一見何ともないような銀歯でも、接着力がなくなって「はまっている」だけになっているものが多いのです。

セメントの接着力が失われると、歯と銀歯の隙間に虫歯菌が入りこんで虫歯を作ってしまうのです。

取れてこないだけで実は銀歯の中で虫歯になっていることが多いですので、「入れてからしばらく経つなぁ」と思っている銀歯は作り直しをおすすめします。

 

当院では、保険診療による銀歯の他、自費診療の「セラミックの詰め物・被せ物」も取り扱っています。

セラミックの歯に対して、「見た目がきれい」というイメージが先行しがちですが、セラミックにはもっと良い利点があります。

1.金属を使わないため、電流によるセメントの破壊が生じない

2.専用の接着材を用いているため、銀歯よりもセメントの耐久性が高い

3.金属アレルギーや歯茎の変色のおそれがない

 

従って、セラミックの方が「虫歯になりにくく」、「長持ち」し、かつ「歯や体に優しい」と言えます。

保険外診療なので金額はかかりますが、銀歯のやり直しを何回もしていくと少しずつ歯は失われていき歯の寿命は短くなりますから、歯を少しでも長く保たせたいという方には断然セラミックがおすすめです。

セラミックの方が「白くてきれい」という利点もありますから、ご興味がある方は一度ご相談下さい

 

院長 阿部 一博