
むし歯になる条件ってなあに?
こんにちは。
厚別ウエスト歯科です。
6日は本当によく雪が降りましたね。
皆さん、体調崩されていませんか?
札幌の24時間降雪量が60cmになり、平成2年に統計を取り始めてから最も多くなったそうです。
大雪による影響はまだまだ続いています。
除雪作業をされているみなさん、本当にお疲れさまです。
ケガや事故がないよう、みんなで乗り越えたいですね。
そしてこのようなときに地震などの災害があると、かなりの被害が出てしまいます。
防災グッズや備蓄なども、改めて見直しておかなければと思います。
さて、みなさんはむし歯になる条件をご存じですか?
甘いものをいっぱい食べたから?
歯みがきをしなかったから?
むし歯はいろいろな環境がそろって、虫歯になってしまいます。
その前にまずは、むし歯について考えてみましょう。
むし歯はどういう状態をいうのでしょうか?
むし歯とは、ミュータンス菌などのむし歯原因菌が作り出す酸によって、歯が溶かされる病気のことです。
むし歯が進行すると、エナメル質や象牙質に穴が開いていきます。
最初は痛みがなく進行するので、痛みが出たときにはむし歯はかなり進行しています。
ではどういう条件が揃うと、むし歯になってしまうのでしょうか。
【むし歯になる条件】
①細菌
お口の中のむし歯菌が、お口の中にたまった細菌の塊であるプラークの中で、酸を作って歯を溶かします。
②歯質
歯の質は人によって様々です。 歯の質が弱かったり歯並びが悪いと、むし歯のリスクが高まる場合があります。
③糖(食事)
むし歯菌は糖が大好きです。 糖質を食べて酸を作り出し、歯を溶かします。
④時間
ダラダラと長い時間食事をしていると、お口の中が酸性に傾きむし歯ができやすい環境になります。 食事だけではなく、甘い飲み物を飲むことも同様です。
この4つの条件が揃うと、むし歯になってしまいます。
逆を言うと、この条件が揃わなければむし歯になりません。
むし歯にならないためには、日々の予防が大切になります。
ではどのように予防すればよいのでしょうか。
・プラークを落とすために、しっかりと正しい歯みがきをする
・フッ素配合の歯磨き粉を使い、酸に負けない歯を作る
・食事の時間を決め、規則正しく食事をとり、お口の中が長時間酸性にならないようにする
日々の予防に加え、歯科医院で定期的にチェックしてもらうことで、早期発見早期治療が行えます。
もし今「もしかしたらむし歯かも?」などお口のことで気になっていることがある方は、早めに受診をしてください。
いくつになってもおいしいお食事をご自身の歯で食べていただきたいので、ご自身の歯を守る行動をしてくださいね。