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口腔外科とは?口腔外科と歯医者の違い


口腔外科とは?口腔外科と歯医者の違い

 

厚別ウエスト歯科 歯科医師のやはたです。

 

僕は歯科医師国家資格取得後、6年間大学病院や市中の歯科口腔外科の病院にて勤務してきました。

 

2018年には日本口腔外科学会の認定医の資格も取得しました。

 

しかしながら、「口腔外科」という単語に馴染みがない方も多くいらっしゃいます。

 

・歯科と口腔外科の違いは何?

・口腔外科医は医師じゃないの?

 

そういった質問をされる機会が数多くありました。

 

口腔外科は大学病院や市立病院などの機関病院の中の独立した科として存在しています。

 

口腔外科に勤務しているのはほとんどが「歯科医師」になります.

 

もちろん、歯科医師ですから、う蝕治療や歯周病治療を行う資格もあります。

 

ただ、口腔外科に勤務する歯科医師は一般の歯科医師が扱わないような疾患の診療や口腔内の手術を担当しています。

そこで、この記事では一般歯科医院と口腔外科の違いについて解説します。

 

■□本記事の内容■□

・歯科医院と口腔外科の違い

・一般歯科に勤務する口腔外科医の役割

■□■□

 

 

=歯科医院と口腔外科の違い=

まずはじめに、口腔外科とはどういった科なのでしょうか?

日本口腔外科学会の公式HPから引用します。

参考文献:https://www.jsoms.or.jp/public/kouku_geka/

 

–以下引用–

口腔(こうくう:口のなか)、顎(がく:あご)、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。

この領域には歯が原因となるものから癌までさまざまな疾患が発生します。

また交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。

この領域の異常は、食事や発音・会話がうまくできないなどの機能的な障害に加えて審美的な障害も生じます。

治療により口腔・顎・顔面全体の自然な形態や機能が回復すると、顔全体がいきいきとし、健康的な美しさを取り戻すことができます。そのお手伝いをするのが口腔外科です。

–引用ここまで–

 

まぁ、良くわかりませんね(笑)

 

簡単に解説すると、

口腔外科で扱う主な病気は以下になります。

 

・親知らずの抜歯

・口腔癌

・急性の炎症

・顎変形症

・唇顎口蓋裂

・その他の骨や粘膜疾患

などなど。

 

イメージ的には、全身麻酔が必要な程大きな手術が必要な場合、口腔外科で手術をしてもらうことになります。

 

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口腔外科の手術でもっとも多いのは「親知らずの抜歯」になります。

 

開業医の先生の中には、外科的手術をしない方もいらっしゃいますので、そういう場合は口腔外科で抜歯をしてもらうことになります。

 

また、その他の病気としては、口腔内にも「癌」ができます。

口腔外科では、口腔内の癌の手術も担当します。

 

他にも外科的手術が必要な矯正治療の患者さんの手術をすることもあります。

 

=一般歯科に勤務する口腔外科医の役割=

 

一般歯科に勤務する口腔外科医も多くいます。

 

2020年12月時点で認定医は全国で2586名います。

 

しかし、一般歯科医院では、口腔外科の病院ほど、施設・設備が整っていません。

また、検査や看護など、専門スタッフも揃っていません。

 

手術に対応するための設備を揃えるためには莫大なコストがかかるためです。

 

ですから、一般歯科医院で出来る口腔外科手術は限られてきます。

 

限られた設備の中で、一般歯科医院でも出来る抜歯や小手術は、一般歯科医院に在籍している口腔外科認定医や専門医が施術させてもらうことが多いです。

 

「親知らずがずっと気になっているけど、怖くて抜歯してない。。」

なんて方はお気軽にご相談下さい(^^)

 

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